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歯ぎしりによって生じる問題と治療法について

投稿日:2022年4月6日

カテゴリ:スタッフブログ

歯ぎしりによって生じる問題と治療法について

歯ぎしりによる悪影響

今回も前回のブログ(就寝中に生じる歯ぎしりの原因と予防対策について>>)に引き続き、歯ぎしりに関する内容です。今回は歯ぎしりによって生じる問題と治療法について解説したいと思います。

歯ぎしりによって生じる問題とは?

歯ぎしりが慢性化すると、下記のような問題を引き起こす可能性が高くなります。

歯の擦り減り

歯ぎしりは上下の歯を噛みしめた状態で歯を擦り合わせるため、歯が少しずつ擦り減っていきます。部分的に過度な力がかかると、歯が割れたり、欠けたりすることもあります。

噛み合わせ不良

歯ぎしりは歯に大きな負担がかかるため、少しずつ上下・左右の噛み合わせのバランスが悪くなってしまいます。噛み合わせ不良は、歯ぎしりや食いしばりがさらに悪化したり、歯並びが悪くなったりするため、注意が必要です。

歯周組織の損傷

歯ぎしりは歯茎や歯を支える骨などにも大きな負担がかかります。歯ぎしりのような強い噛み合わせが長期的に続くと、歯周組織が損傷する「咬合性外傷」を引き起こす可能性が高くなります。

顎関節症

歯ぎしりによって顎関節に負担がかかることによって、顎関節症リスクが高くなってしまいます。

歯ぎしりの治療法について

歯ぎしりでお悩みの際は、歯科医院にて検査を行い、症状に適した処置を受けましょう。

マウスピースを使用した治療

歯ぎしりや食いしばりの治療として最も一般的な治療がマウスピースを使用した「スプリント療法」です。就寝時にマウスピースを装着し、顎関節の歪みなどを調和することによって歯ぎしりや食いしばりを改善します。

お薬を使用して筋肉の緊張を緩和する

お薬を用いてお口周辺の筋肉の緊張を和らげることで、歯ぎしりや食いしばりなどの緩和・改善が期待できます。

噛み合わせのバランスを整える

噛み合わせが原因で歯ぎしりや食いしばりが起こっている場合は、上下左右の噛み合わせのバランスを調整することで、症状が改善されることもあります。歯並びが著しく悪い場合には、矯正治療が必要となることもあります。

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