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歯医者さんが保険適用の銀歯をおすすめしない理由とは?

投稿日:2024年4月18日

カテゴリ:スタッフブログ

歯医者さんが保険適用の銀歯をおすすめしない理由について

歯医者さんが銀歯をおすすめしない理由

上北沢駅すぐの歯医者「上北沢歯科」の歯科衛生士です。

昨今では保険適用のつめ物やかぶせ物にも白い素材があり、以前のように銀歯を使用する歯医者さんは減少しています。銀歯は強度が高く、加工がしやすいというメリットの反面、様々なデメリットもあるため、歯科業界全体を見ても極力金属を使用しないメタルフリーの治療が近年では主流になっています。

今回のブログでは、なぜ歯医者さんが銀歯をおすすめしないのか、銀歯が及ぼす悪影響等についてお話ししたいと思います。

見た目が悪い

銀歯は周囲の白い歯と調和しないため、目立ってしまいます。銀歯は強度が高いので噛む力が強い奥歯に用いられることが多いですが、例え奥歯であってもお口を開けた際に見えるため、審美性は低くなります。

虫歯や歯周病になりやすい

銀歯は汚れがつきやすいだけでなく、温度差によって膨らんだり、縮んだりするため、経年とともに土台の歯との接着が悪くなってしまいます。銀歯に付着した汚れによって口腔内が不衛生になったり、接着が悪くなった部分の隙間から細菌が侵入したりするため、虫歯・歯周病リスクが高くなってしまいます。

外れやすい

経年によって銀歯と土台の歯を接着しているセメントが溶け出すため、長期的に使用した場合は外れやすくなります。

金属アレルギーを引き起こす可能性がある

銀歯は長期的に使用すると、唾液によって金属イオンが溶け出してしまいます。溶け出した金属イオンは粘膜や消化管から体内へ吸収されるため、金属アレルギーを引き起こす可能性があります。

歯茎が黒くなる

銀歯は純粋な銀ではなく、いくつかの金属の合金で形成されており、長期的に使用することによって金属イオンが溶け出してしまいます。その溶け出した金属イオンが歯茎に沈着するため、歯茎が変色して黒ずんでしまいます。

上記のように、銀歯は見た目が悪いというだけでなく、虫歯や歯周病になりやすかったり、金属アレルギーを引き起こすなど、様々なデメリットがあります。つめ物・かぶせ物の素材については、各素材のメリットやデメリットを考慮し、歯科医師と相談して決定することをおすすめします。

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